バイオリソースの品質管理と情報発信について
当センターは、ライフサイエンスとイノベーションの振興のための研究基盤として、世界最高水準のバイオリソース整備事業を進めております。その中で、提供したバイオリソースを安心してご利用いただくために厳格な品質管理を実施しております。また、事業の推進状況を広く研究コミュニティにお伝えする基本方針に基づき、品質管理とそれに関する情報発信を下記の要領で行っています。
- 研究の動向や進展に応じて、バイオリソースの検査項目や検査技術を見直すとともに、それらの拡充に努めます。
- 各検査項目や検査技術の内容をホームページに掲載いたします。
- 提供する各バイオリソースの検査結果をウェブカタログに掲載いたします。
- バイオリソースを提供する際、データシートなどで検査結果を利用者にお伝えいたします。
- 提供したバイオリソースの品質に不具合があった場合は、個々の利用者へ速やかに連絡し、できる限りの対応をいたします。
- 品質に不具合があったバイオリソースについて、ホームページで案内いたします。
一方、いかに厳格に品質管理を行っても、生物研究材料であるが故に、バイオリソースの増殖・繁殖中に発生する変異・変質や汚染、また品質検査の限界などから、提供するバイオリソースに不具合が存在する可能性を完全に否定することはできません。利用者の皆様には、利用する前のなるべく早い時期にバイオリソースの品質、特性についてご確認いただきますようお願い申し上げます。少しでも不具合や疑義がありましたら、当センターまでご連絡をお願いいたします。速やかに対応させていただきます。利用者の皆様からのフィードバックがリソースの質の向上に必要不可欠です。
また、バイオリソースを当センターに寄託する皆様には、バイオリソースの関連論文、出処、特性、操作された遺伝子の検査方法など、知りうる限りの正確な情報の提供をお願い申し上げます。寄託者の皆様からの情報がリソースの価値を決定すると言っても過言ではありません。皆様の日頃のご協力に改めて深く感謝いたします。
今後とも研究コミュニティ、さらには国民の皆様のご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
| バイオリソースセンター | （本ページ） | tsukuba-kikaku@riken.jp |
| 実験動物開発室 | マウス系統の品質管理 | animal.brc@riken.jp |
| 実験植物開発室 | 提供リソースの品質管理 | plant.brc@riken.jp |
| 細胞材料開発室 | 品質検査 | cellqa.brc@riken.jp |
| 遺伝子材料開発室 | 提供時の品質管理 | dnabank.brc@riken.jp |
| 微生物材料開発室 | 微生物株の品質管理 | inquiry.jcm@riken.jp |