一般の皆様へ

理研BRCのバイオリソース

理研バイオリソース研究センターでは、5種類の主要なバイオリソースの収集および提供を行なっています。

マウス
「ハツカネズミ」とも呼ばれています。小型で飼育しやすく、哺乳類としては成長も早いため、多くの医学研究にモデル動物として使われています。遺伝子の99%がヒトと同じため、ヒトの遺伝子のはたらきや遺伝子と病気の関係を調べるのに役立っています。

シロイヌナズナ
実験室でも簡単に栽培でき、成長も早く、2ヶ月で種子が採取できます。遺伝子の数が少なく、ほとんどの遺伝子のはたらきが知られています。実験植物として世界中で使われ、その成果が他の植物に応用されています。

培養細胞
生物は形も機能も異なる様々な細胞をうまく連携させて、生命を維持します。細胞の持つ機能を調べることが生命の仕組みの解明につながります。試験管やシャーレの中で増え、安定した性質を持つ細胞が、研究用に開発されています。

遺伝子
体を作り動かす情報が遺伝子です。これは親から子へと伝えられ、生命のプログラムを進行させるための設計図です。病気の原因から進化まで、あらゆる生命のしくみを調べるために利用され、医療や品種改良などに応用されています。

微生物
地球上で最も種類が多く、体の中から、温泉や深海にいたるまであらゆる環境に存在しています。ヒトとの関わりも深く、発酵食品に使う酵母や、病原菌なども微生物です。また、新薬の開発にも使われ、微生物の隠された力が注目されています。

私たちの未来を支えるバイオリソース

今使われている様々なバイオリソースは、これまでの研究の成果により得られた大切な資源です。この資源を世界中の研究者が活用し、さらに新しい研究成果が生み出されています。バイオリソースとともに、健康で豊かな生活の実現を目指した生命科学の研究が続きます。バイオリソースは私たちの未来を支えています。