Takara Bio USA, Inc.と理化学研究所バイオリソース研究センターとの蛍光タンパク質の学術利用目的の保存と提供に関する契約変更について
■ 理化学研究所バイオリソースセンター(2018年4月1日よりバイオリソース研究センターと改称:理研BRC)は、2016年1月14日に、Clontech Laboratories, Inc.(現Takara Bio USA, Inc.(TBUSA))と、TBUSAが保有する2種類の蛍光タンパク質(DsRed2とmCherry)の保存と提供についてライセンス契約を締結しました。2018年4月、理研BRCとTBUSAは、これまでのDsRed2とmCherryに加え、下記の17種類の蛍光タンパク質を追加する変更契約を締結しました: AmCyan, AsRed, DsRed Express, HcRed, ZsGreen, ZsYellow, E2-Crimson, mStrawberry, mOrange, mBanana, mPlum, mRaspberry, tdTomato, DsRed Monomer, AcGFP, mRFP1, mApple.
今回の変更契約で、TBUSAが保有している19種類の蛍光タンパク質遺伝子を用いて、研究者の皆様が開発したマウス、細胞及びプラスミドの寄託を受入れ、維持・管理・保存し、非営利機関の学術研究へ提供することが可能となりました。是非この機会に活発なご利用のほどお願い申し上げます。尚、寄託については費用をお願いすることは一切ありませんが、提供にあたってはライセンス料相当額の一部のご負担をお願いいたします。御理解のほどお願い申し上げます。
■ 蛍光タンパク質遺伝子を組み込んだマウス、細胞及びプラスミドは、関連研究分野の発展に大きな貢献をすることが期待されています。当センターにご寄託いただくことで、煩雑な維持や他の研究者への提供作業等の皆様のご負担を大幅に軽減することができます。ご寄託頂きましたバイオリソースは、広く研究者の皆様のニーズにお応えして提供できるよう精一杯努力します。当センターに是非ご寄託くださいますようお願い申し上げます。
TBUSAが保有する蛍光タンパク質リソースについて、ご不明な点がございましたら、理化学研究所 バイオリソース研究推進室・尾前まで(fomae@riken.jp)ご連絡下さい。
尚、提供ご希望のリソースの詳細については、それぞれ下記にお問い合わせ下さい。
実験動物開発室 | E-mail, animal@brc.riken.jp | Fax, 029-836-9010 |
実験植物開発室 | E-mail, plant@brc.riken.jp | Fax, 029-836-9053 |
細胞材料開発室 | E-mail, cellqa.brc@riken.jp | Fax, 029-836-9130 |
遺伝子材料開発室 | E-mail, dnabank.brc@riken.jp | Fax, 029-836-9120 |