森脇和郎 理化学研究所バイオリソースセンター特別顧問がご逝去されました
森脇和郎 理化学研究所バイオリソースセンター特別顧問(前センター長、元理研筑波研究所所長、元国立遺伝学研究所副所長・名誉教授)が平成25年11月23日早朝にご逝去されました。83歳でした。謹んでご通知申し上げます。
森脇先生は、バイオリソースセンターの設立に向けた準備委員会から当センターに係わり、平成13年に初代のセンター長として就任されました。本邦で初めて設立されたバイオリソースに関する専門機関の長として、制度設計、関係省庁と研究コミュニティーからの支援の取り付け等に心血を注がれ、今日のセンターの礎を築かれました。
森脇先生は、生涯を通じてマウス遺伝学の世界的権威として活躍され、多くの研究者を育てられました。
2年前大腸癌と診断され、以来ご闘病を続けておられましたが、残念ながら帰らぬ人となりました。
センター職員一同、森脇先生を失った悲しみで一杯ですが、改めて先生のご意思を継いでセンターの事業に勤しむことを誓っております。
今後ともご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。
平成25年11月
バイオリソースセンター