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N2O還元能を持つ好熱菌の分子メカニズムの一端を解明
-深海底熱水孔環境に生息する微生物の環境浄化への活用に期待-

北海道大学大学院大産科学院博士後期課程2年の土屋地郎氏(日本学術振興会特別研究員DC2)、同大学大学院水産科学研究院の美野さやか助教、澤辺智雄教授、理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC)植物-微生物共生研究開発チームの市橋泰範チームリーダー、ワシントン大学海洋学部のロバート・モリス准教授らの研究グループは、沖縄トラフ深海底熱水活動域から分離された亜酸化窒素(N2O)還元細菌の経時的なトランスクリプトーム解析により、高効率なN2O還元活性を支える遺伝子発現プロファイルを明らかにしました。

本研究は、科学雑誌『iScience』(9月30日付:日本時間9月30日)に掲載されました。