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土壌揮発性有機化合物プロファイルがダイズ圃場の土壌評価に有効

筑波大学生命環境系の草野都教授(理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主管研究員)、福島大学食農学類の二瓶直登教授、北海道大学大学院農学研究院の濱本昌一郎教授、東京大学大学院農学生命科学研究科附属アイソトープ農学教育研究施設の小林奈通子准教授、京都大学生存圏研究所の杉山暁史教授、理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC) 植物-微生物共生研究開発チームの市橋泰範チームリーダーらの研究グループは、ダイズ圃場の土壌揮発性有機化合物(VOC)の組成(土壌VOCプロファイル)を3年間にわたって包括的に分析し、土壌の状態の評価指標としての可能性を検討しました。その結果、土壌VOCプロファイルは土壌関連の網羅的なデータセットと強い相関を示し、有効な評価指標になりうることが分かりました。本研究成果は、土壌VOCプロファイルが農地の土壌評価の指標となることを示唆しています。

本研究は、科学雑誌『Scientific Reports』オンライン版(9月4日付:日本時間9月4日)に掲載されました。