iPS細胞由来アストロサイトの分化と機能評価系を開発
-アストロサイト関連疾患の病態解明と治療法開発へ-
理化学研究所(理研)バイオリソース研究センター(BRC) iPS創薬基盤開発チーム 野中秀樹客員研究員、近藤孝之客員研究員(京都大学 iPS細胞研究所特定拠点講師)、井上治久チームリーダー(京都大学 iPS細胞研究所教授)らの共同研究グループは、ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)からアストロサイトへ分化誘導する方法の改良と、ハイスループットスクリーニングに適合するiPS細胞由来アストロサイトの表現型解析法の開発に成功しました。本研究成果は、小児神経疾患・神経変性疾患・脳血管障害など多様なアストロサイト関連疾患のモデル構築や治療法開発に貢献すると期待されます。
本研究は、科学雑誌『Journal of Cellular and Molecular Medicine』オンライン版に掲載されました。
本研究で利用したリソース
追記 : 2024年4月17日(水) 本研究で利用したリソースを追加しました。