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温度感受性センダイウイルスベクターを用いてヒトES細胞/iPS細胞から骨格筋細胞を簡便に作製する技術開発
-神経筋疾患病態モデル構築と創薬研究への利用-

Tan Ghee Wang元大学院生 (京都大学CiRA増殖分化機構研究部門)、近藤孝之特定拠点講師(CiRA同部門・理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC)iPS創薬基盤開発チーム)、井上治久教授(CiRA同部門・理化学研究所BRC同チームチームリーダー)らの研究チームは、株式会社IDファーマ(アイロムグループ100%子会社)との共同研究で、温度感受性センダイウイルスベクターによる転写因子Myod1の外来性強制発現により、ヒトES細胞/iPS細胞から骨格筋細胞を迅速に分化誘導することに成功しました。そして、この分化過程において熱ストレスが骨格筋細胞への分化誘導効率と成熟化を促進することも明らかにしました。今後、さまざまな疾患の患者さんから樹立したiPS細胞を用いた、病態解明および創薬研究への応用が期待されます。

この研究成果は2021年9月13日午前7時(日本時間)にJournal of Cellular and Molecular Medicine誌でオンライン公開されました。