受精卵らしさを生みだすエピゲノム制御機構を解明
九州大学生体防御医学研究所の佐々木 裕之 主幹教授、石内 崇士 助教らの研究グループは、理化学研究所バイオリソース研究センターの小倉 淳郎 室長らとの共同研究により、卵子および受精卵に特徴的なエピゲノム(※1)の状態を発見しました。
本研究で明らかとなった受精卵に特徴的なエピゲノム状態やその制御機構は、全能性制御機構の包括的理解だけでなく、受精卵を扱う生殖補助医療などの医療分野への貢献が期待されます。
本研究成果は、2020年11月10日(火)午前1時(日本時間)に英国科学雑誌「Nature Structural & Molecular Biology」で公開されました。