植物-微生物-土壌の複雑なネットワークのデジタル化に成功(動画)
植物-微生物共生研究開発チーム(市橋泰範チームリーダー)は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期の課題「持続可能な循環型社会を実現する『農業環境エンジニアリングシステム』の開発」において、農業生態系における植物-微生物-土壌の複雑なネットワークのデジタル化に成功したことを発表しました(2020年6月9日プレスリリース)。
本研究成果により、熟練農家の経験として伝承されてきた高度な作物生産技術を科学的に可視化できるようになり、複雑な農業環境を工業的手法で再現する「農業環境エンジニアリング」への道が拓かれました。
科学雑誌『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(PNAS)』に掲載された本成果を紹介したビデオが公開されました。
リンク
- 原著論文:https://www.pnas.org/content/117/25/14552
- プレスリリース:https://www.riken.jp/press/2020/20200609_2/index.html
- 植物-微生物共生研究開発チームホームページ:https://pms.brc.riken.jp/ja/
- 市橋泰範チームリーダーのSIP研究者インタビュー記事:https://pms.brc.riken.jp/ja/archives/353
- SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術のウェブサイト:https://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/sip/sip2/index.html